読者
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 岩崎書店『つきのよるに』のあらすじ
- 岩崎書店『つきのよるに』の感想
- 岩崎書店『つきのよるに』を読み聞かせしたときの反応
- 岩崎書店『つきのよるに』はどんな子におすすめ?
いもとようこさん作風はふんわりしていて温かい絵本がたくさんあります。
なかでも『つきのよるに』は動物の生きる力を感じさせてくれる絵本です。 今日は『つきのよるに』の絵本を解説していきます。
絵本を選ぶときって、
あらすじがわからないものが多いのでWEBで選ぶことって難しくないですか?
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2歳児に『つきのよるに』を読み聞かせしてみた
紹介する絵本は『つきのよるに』です。
岩崎書店『つきのよるに』のあらすじ
岩崎書店『つきのよるに』はこんな絵本です。
月の夜に生まれた
月の夜に「ぼく」は生まれました。
生まれたばかりなので前足も後ろ足もグラグラです。立ち上がっては倒れて・・やっとの思いで立ち上がることができました。
これが「ぼく」の生きる力となります。
かあさんのまねっこをして色んなことを覚える
かあさんが走ると、ぼくも走る。
かあさんがおはなをくんくんすると、ぼくもくんくんする。
かあさんがにっこりわらうと、ぼくもにっこりわらう。
お月様の出ている日には一緒に散歩したりと かあさんの真似っこをしながら、色んなことを覚えました。
かあさんから学んだこと
ある日かあさんが 言いました。
「ひとりで生きていくようになったら、くじけることもあるだろう。だけど、生まれた時のことを思い出すんだよ。ころんでもころんでも一人で立ち上がった。転ぶたびに強くなっていくんだよ」
と、教えを受けます。
そんな色んなことをおぼえたのもつかの間、ある日「ぼく」がかあさんのもとに帰ると
バシーン
つので思い切り突き飛ばされました。
それっきり、かあさんは帰ってきませんでした。
声が枯れるまで泣いているとお月様が顔を出します。
「ぼく」は立ち上がりお月様と一緒に立ち直ります。
立ち直って「かあさん、ありがとう」と、感謝をしてぼくは一人で生きていく決心をします。
福音館書店『つきのよるに』の他サイトのレビューを見る
岩崎書店『つきのよるに』は様々なサイトでレビューをみることができます。
岩崎書店『つきのよるに』の感想
岩崎書店『つきのよるに』はこんな感想です。
ニホンカモシカのはなし
この絵本は絶滅危惧種「ニホンカモシカ」の親子が基になっています。
哺乳類は赤ちゃんのときにおっぱいを飲んだり、親の真似をしながら生きる力を教えてもらいますが成長すると子離れの儀式をするそうです。
その様子がこの絵本には描かれています。
お母さんと子供の仲睦まじいいもとようこさんの絵が暖かく描かれていたので、いきなりお母さんがツノでバシーンと突き飛ばすシーンは衝撃をうけました。
岩崎書店『つきのよるに』を読み聞かせた子供の反応
この絵本は図書館で借りてきたので2週間のなかで読み聞かせを行いました。
2歳の息子に読み聞かせをした結果
この絵本には
「かあさんがおはなをくんくんすると、ぼくもくんくんする。 かあさんがにっこりわらうと、ぼくもにっこりわらう。」
という文章があります。
読み聞かせをしながらこの文章を読みながら隣にいる子供を見ると、息子がお鼻をふがふがさせたり、にっこり笑いながらこちらをみていたりしている姿が微笑ましくて 読み聞かせをしていて反応がある絵本の仲間入りを果たしました。
岩崎書店『つきのよるに』をおすすめしたいポイント
この絵本をおすすめしたい年齢や、是非こんな子に読んでほしいところをお伝えします。
おすすめの年齢
この絵本は1歳半以降の子におすすめしたいです。
理由は
- 話が結構長め
- しっかりとしたお話の作り
が挙げられます。
お話が長いので、あまりにも小さい年齢だと飽きてしまう恐れがあります。
ですが、しっかりとしたお話の作りなので読み聞かせをすることで色々な感情を養うことができる一冊だと思います。
こんな子におすすめ
中でもこんな子におすすめしたいです。
- 絵本が好きな子
この絵本は絵本が好きな子におすすめしたいです。
幸せな母子の生活が一変して人生の厳しさを教えてくれる一冊となると思います。
岩崎書店『つきのよるに』の作品紹介
- 作品名 つきのよるに
- 作者 いもとようこ
- 初版 2004年9月30日
- 出版社 岩崎書店