このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 福音館書店『いちご』のあらすじ
- 福音館書店『いちご』の感想
- 福音館書店『いちご』を読み聞かせしたときの反応
- 福音館書店『いちご』はどんな子におすすめ?
表紙から美味しそうないちごにワクワクする絵本『いちご』
真っ赤で可愛らしい形のいちご。好きな子は多いように思います。
あなたはいちごがどのように栽培されているかご存知ですか?
この絵本はいちごがどのように赤い実をつけるのか
丁寧に描かれています。
今日は福音館書店から出版されている『いちご』を紹介します。
2歳児に『いちご』を読み聞かせしてみた
紹介する絵本は『いちご』です。
福音館書店『いちご』のあらすじ
福音館書店『いちご』はこんな絵本です。
わたしはいちごです
まだ寒い冬です。
いちごが雪の下で眠っているところから始まります。
「あたたかくなったよ。いちごはまだ?」
「まだまっていてね。いま、つぼみができたところです」
と、いちごができるまでの過程を「いちご」と会話しながら物語は進んでいきます。
さわメロ
あまいですよ。さあどうぞ
赤くなったいちごです。
色んなところから
「あまいですよ。さあどうぞ」
といちごの声が聞こえてきます。
どれも美味しそうないちごです。
そして小さな女の子が真っ赤になったいちごを大事にいただきます。
さわメロ
福音館書店『いちご』の他サイトのレビューを見る
福音館書店『いちご』は様々なサイトでレビューをみることができます。
福音館書店『いちご』の感想
福音館書店『いちご』はこんな感想です。
優しい掛け合い
いちごはどのような過程で作られるのか、知っていますか?
苗を10月頃に植え付けて「冬越し」という、冬眠のような状態にさせて栽培するそうです。
冬から春にかけて、女の子といちごの優しいやりとりが終始癒しを与えてくれます。
35年以上前に出版された絵本
この絵本の初版を見ると1984年とあり、すでに37年も経過していることがわかりました。
ですが、この美しい技法で描かれたいちごの生育のようすと優しいやりとりは
出版から35年以上経っているとはいえど、内容に遜色はありません。
さわメロ
福音館書店『いちご』を読み聞かせた子供の反応
この絵本は幼稚園の図書室で借りてきたので2週間ほど読み聞かせを行いました。
2歳の息子に読み聞かせをした結果
息子はいちごが大好きです。
なのでこの絵本はお気に入りの一冊となりました。
この絵本を通して、いちごがどんな風に赤い実をつけるのか興味深く読んでいるのが印象的でした。
そして最後の方に描かれている赤くなった実の部分をつかんで
「パクっ」
と食べようとしてきます。
福音館書店『いちご』をおすすめしたいポイント
この絵本をおすすめしたい年齢や、是非こんな子に読んでほしいところをお伝えします。
おすすめの年齢
この絵本は1歳以降の子におすすめしたいです。
理由は
- 物語がしっかりしている
- 読むパートは少ない
ことが挙げられます。
あまり月齢が低いと飽きてしまうくらいの長さなので、お話を聞けるようになる1歳以降の子にお勧めしたいです。
ですが読むパートが少ないので、絵本を読み始めた子にお勧めしたい一冊です。
さわメロ
こんな子におすすめ
中でもこんな子におすすめしたいです。
- 食べることが好きな子
- 植物が好きな子
作者の平山和子さんはとても美味しそうな絵を描くので食べることが大好きな子には大変おすすめな絵本です。
なかでもこの「いちご」は植物の生育が時系列で描かれているので植物が好きな子にも楽しく読めると思いました。
福音館書店『いちご』の作品紹介
- 作品名 いちご
- 作者 平山和子
- 初版 1984年4月1日
- 出版社 福音館書店