理論社の絵本『パディントンのクリスマス』読み聞かせしてみた

理論社から発売されている絵本『パディントンのクリスマス』はどんな絵本なの?あらすじや読み聞かせをしたときの反応が知りたいなぁ〜

このような疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 理論社『パディントンのクリスマス』のあらすじ
  • 理論社『パディントンのクリスマス』の感想
  • 理論社『パディントンのクリスマス』を読み聞かせしたときの反応
  • 理論社『パディントンのクリスマス』はどんな子におすすめ?

 

2歳児に『パディントンのクリスマス』を読み聞かせしてみた

紹介する絵本は『パディントンのクリスマス』です。

理論社『パディントンのクリスマス』のあらすじ

理論社『パディントンのクリスマス』はこんな絵本です。

クリスマスのイベントにワクワク

もうすぐクリスマスです。

くまのパディントンはクリスマスをとっても楽しみにしています。デパートでわくわくのイベントがあることを知り、ブラウン家のみんなと出かけることにしました。

わくわくのイベントとは「本物のサンタさんに会えること」「冬のワンダーランド」の2つ。

まずはサンタさんに会いに行こうとすると、支配人に呼び止められ

「どうにもその毛むくじゃら(クマなので)な風貌はデパートにはふさわしくないので、来年またいらっしゃい」

と言われてしまいます。

仕方なく冬のワンダーランドへ

仕方なくブラウン家のみんなと冬のワンダーランドに行ってみることにしました。

そり(のようなトロッコ型の乗り物)に乗って、トナカイの小屋やサンタさんのプレゼント工場を眺めていましたが、一番やりたかったことではないのでパディントンはあまり楽しそうではありません・・。

そんななか、灯台の光がチカチカしているのを見たパディントンは、電気がおかしくなっているのではないかと考え始めるようになりました。

ブラウン家のジョナサンは「灯台のあかりはついたり消えたりするんだよ」と説明してくれていますが、全く聞く耳を持たないパディントン。

ついにはそり型のトロッコに払ったお金で、どのくらいおやつが買えたか考え始めるくらいになってしまいます。

プレゼント工場の説明をしようと振り返ると、そこにパディントンはもういませんでした・・。

行方不明のパディントン

行方不明になったパディントン。支配人にも捜索依頼がなされます。

「よからぬクマに会った」という支配人。躍起になってパディントンを探しますがどこにも見当たりません。

するとパディントンが「灯台のあかりのチカチカするのを直していた」と、見付かったと思ったら

デパートのあかりが全て消え、停電になってしまいました。

支配人が怒りのあまり叫んでいます。

しかしブラウン家のバードさんはその声を聞いて「帰りましょう」と、ブラウン家を引き連れて帰ることにしました。

翌日の新聞

翌日の新聞の一面に「ロンドンのデパートで、なぞの事件!」と見出しになっています。

しかし、もう一つの記事で「サンタのおもちゃ工場大賑わい。謎のクマをさがせ!」ともあります。

つまり、パディントンがきっかけでデパートが大繁盛することとなりました。

 

数日後、支配人がパディントンに深々と頭を下げて「あなたがこの店にきてからこのデパートはかつての賑わいを取り戻しました」と説明を受けました。

続けて「無料のそりに乗って、サンタクロースに会いに行ってください」とのことで、やっとサンタクロースに会うことができたのです。

自分はクマの子だとサンタさんに申告をすると

「きみのほしいものがわかるぞ」と、大きなマーマレードの瓶を取り出し、パディントンにプレゼントしました。

マーマレードはパディントンの大好物。

それを自作しているサンタさんはさすがだね、となりお話はおしまいとなります。

理論社『パディントンのクリスマス』の感想

理論社『パディントンのクリスマス』はこんな感想です。

支配人にイラつく

この絵本はイギリスの人気絵本が原作です。

そのため、日本の文化とは全く異なった話の展開が魅力的な一面もあります。

このお話を読んでいて、デパートの支配人からクマの子パディントンに

「おや・・きみは、女の子かな?男の子かな?」と尋ねられ「どちらでもなくクマの子です!」と答える一面があります。

すると支配人は「その毛むくじゃらはいただけない。自分が男の子なのか女の子なのかよく考えてからまた来年来てちょうだい」と言われます。

現代だとかなり差別的な発言のように聞こえるこのやりとり。イギリスでは普通なのでしょうか。

いずれにせよ、せっかくデパートでのイベントのためにお金を貯めて遊びに来たのにひどい言われようです。

お話がかなり長編

あらすじを読んでくださった方はお分かりかと思いますが、この絵本。絵本なのにかなり読むパートがあります。

文字も大きいわけではないので大人でも読み聞かせをするのが少し大変でした。

理論社『パディントンのクリスマス』の他サイトのレビューを見る

理論社『パディントンのクリスマス』は様々なサイトでレビューをみることができます。

理論社『パディントンのクリスマス』を読み聞かせた子供の反応

この絵本は図書館で借りてきたので2週間のなかで読み聞かせを行いました。

2歳の息子に読み聞かせをした結果

読むパートが多すぎるため、何度か読み聞かせを試みましたが、半分も読まないうちに「もうおしまい」と、途中でリタイアしてしまい、結局最後まで読み聞かせを行うことができませんでした。

大人でも疲れている時に読むと途中で投げ出してしまいそうになるくらいの文字の量なので

また、話の展開もやや難しいので2歳の子供にこの絵本は少々先取りしすぎたかな・・と後悔しました。

やはり、その年齢に合わせた絵本の読み聞かせを行うべきですよね・・。

理論社『パディントンのクリスマス』をおすすめしたいポイント

この絵本をおすすめしたい年齢や、是非こんな子に読んでほしいところをお伝えします。

おすすめの年齢

この絵本は5歳以降の子におすすめしたいです

理由は

  • 文字が多い
  • 話が難しい

ことが挙げられます。

お話の内容がわかるようになって、長いお話も聞けるようになる5歳以降の子におすすめしたい一冊です。

ですが、可愛いクマのパディントンがページにいっぱい描かれているのでページをめくって絵を眺めるだけでも癒されます。

そして良くも悪くもイギリスらしい絵本なのでクリスマス感が満載です。

こんな子におすすめ

中でもこんな子におすすめしたいです。

  • クリスマスが待ち遠しい子
  • 絵本が大好きな子

この絵本はお話が長編なので絵本の読み聞かせが好きな子に向いている一冊です。

また、年齢の小さな子でも日にちを分けて読み聞かせをすればきっと楽しく読めると思いました。

理論社『パディントンのクリスマス』の作品紹介

  • 作品名 パディントンのクリスマス
  • 作者 作/マイケル・ボンド 絵/R.Wアリー 訳/木坂 涼
  • 初版 2017年10月
  • 出版社 理論社

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