絵本館の絵本『おかあさん』読み聞かせしてみた

五味太郎さんが書いた絵本館から出版されている『おかあさん』はどんな絵本なの?あらすじや読み聞かせをしたときの反応が知りたいなぁ〜
 

このような疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 五味太郎作 絵本館『おかあさん』のあらすじ
  • 五味太郎作 絵本館『おかあさん』の感想
  • 五味太郎作 絵本館『おかあさん』を読み聞かせた時の反応

五味太郎さんの色の使い方ってなんだか独特で印象深いですよね。

中でも『おかあさん』という絵本はお母さんって昔はどんな感じだったのか時系列で遡っていく、面白いお話です。

『おかあさん』はどのような絵本なのか、解説していきます。

五味太郎作『おかあさん』を2歳児に読み聞かせしてみた

紹介する絵本は『おかあさん』です。

あらすじ

五味太郎作『おかあさん』のあらすじを紹介しています。

今は私のお母さんだけど昔は・・?

この絵本はある女の子が自分のお母さんは昔どのような姿だったのか、時を遡りながら想像していくお話です。

ちょっと前はただの女の人。

そのちょっと前は大学生、中高生、小学生・・

どんどん若返る”お母さん”

そして最終的には多分女の子と同じくらいの年齢に。

そしてその女の子まで遡った”お母さん”は

「私大きくなったらお母さんになるの!赤ちゃん産むの!」

と、自分のお母さんへ背中越しに伝えます。

そして今まで想像を巡らせていた女の子も同じように

「私大きくなったらお母さんになるの!赤ちゃん産むの!」

と、同じく自分のお母さんへ同じように伝えました。

感想

親子の時間の流れがとても微笑ましい『おかあさん』の感想です。

お母さんの昔なんて想像したことあったかな

私のお母さんは、今も昔も”お母さん”で正直、子供の頃はどんな女性だったか考えたことなんてなかったなー、と読み聞かせ用に図書館から借りましたが自分に置き換えて考えた一冊となりました。

おゆいちご

普通に考えると”お母さん”も昔は女性で、学生で、子供なんですけど なんだか想像できるけどしたくないような・・と考えてしまうのは私だけでしょうか?
 

もし遺伝で私と同じような性格なのだとしたら、かなりめんどくさい学生生活や独身時代を送っていると思うと、自分の母親に置き換えるとなんだかムズムズします。笑

今の時代に合わない?

他のサイトを見てみると「今の時代に合わない絵本」と描かれているレビューがありました。

確かにジェンダーレスを提唱する現代社会において「私お母さんになって赤ちゃん産むの!」という表現は 読む子によっては「女性の私はいつかお母さんにならないといけないのかな・・」などとマイナスな方に考えてしまうかもしれません。

この絵本の初版は1980年なので出版から40年あまりが経過しています。 時代は、変化しますね・・。

他サイトのレビューを見る

五味太郎作『おかあさん』は様々なサイトでレビューをみることができます。

子供の反応

この絵本は図書館で借りてきたので約4週間という短い期間の中で読み聞かせを行いました。

2歳の息子に1ヶ月読み聞かせをした結果

現在2歳3ヶ月の息子に五味太郎作『おかあさん』を読み聞かせしてみました。

本来、本を読む時には本の世界に浸りながら作品を読む事が読書を楽しむコツで、つまり主人公=自分と捉えるのが面白かったりするのですが この絵本は女の子が主人公のため、息子はちょっとどこか上の空で聞いている感じがしました。

せっかく借りたこの絵本ですがあまり好んで読もうとはせず、数回の読み聞かせで終わってしまいました。

おゆいちご

2歳児、まだまだ読書家の道は遠いようです・・
   

おすすめ

この絵本をおすすめしたい年齢や、是非こんな子に読んでほしいところをお伝えします。

おすすめの年齢

1歳〜5歳くらいの子供に幅広く読み聞かせができる絵本だと思います。 理由としては

  • 色彩がはっきりして、話も適度に短いので1歳児くらいから読み聞かせができる
  • 話の内容が深いので実は5歳くらいの子に読み聞かせしても面白いと思う

が挙げられます。

こんな子におすすめ

中でも、こんな子にオススメしたいです。

  • どちらかというと女の子

「お母さん」が題名で主役なのですが、女の子が話の軸となっているので、男の子よりは女の子に読み聞かせをしてあげると面白いかと思います。

作品紹介

  • 作品名 おかあさん
  • 作者 五味太郎
  • 初版 1980年9月
  • 出版社 絵本館

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