[say name="" img="https://ichigo-books.com/wp-content/uploads/2020/09/3-e1600835827506.png"]福音館書店から出版されている『ルルちゃんのくつした』はどんな絵本なの?あらすじや読み聞かせをした時の反応が知りたいなぁ〜[/say]  

このような疑問にお答えします。  

本記事の内容

[list class="li-mainbdr strong"]

  • 福音館書店『ルルちゃんのくつした』はどのようなあらすじか
  • 福音館書店『ルルちゃんのくつした』の感想
  • 福音館書店『ルルちゃんのくつした』を読み聞かせた時の反応

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せなけいこさんの作品『ルルちゃんのくつした』は数あるせなけいこ作品のなかでも 比較的マイルドなオチの作品と言えます。

今日は福音館書店『ルルちゃんのくつした』がどのような絵本か、解説していきます。

ルルちゃんのくつしたを2歳児に読み聞かせしてみた

紹介する絵本は福音館書店『ルルちゃんのくつした』です。

あらすじ

片方の靴下はどこ?

ルルちゃんの靴下が片方だけない!!というところから始まるこの絵本。 お昼寝の時に片方脱げてしまってから、行方不明に。

[say]これは・・子どもだけではなく私もたまにやっちゃうやつですね(教養が知れる)[/say]

片方の靴下はどこへ行ってしまったのでしょう・・。

動物たちのコミカルな描写が良い

この絵本には様々な動物が出てきます。

うさぎさんの耳?

わんちゃんの首に?

ねこさんのしっぽに?

ぞうさんのマスクに?

いろんな動物たちがルルちゃんの片方の靴下を身につけています。

この描写がユニークで可愛いのです。

ルルちゃんという登場人物について

せなけいこ展に行った際、この絵本が生まれた背景を知ることができました。

この「ルルちゃん」という女の子、せなさんのお嬢さんがモデルとなっていたそうで 当時よく靴下を片方無くしてしまっていたためにこの絵本が生まれたとのこと。

そして登場してくる可愛い動物さんたちは作者であるせなさんのお嬢さんが好きな動物たちなのだそう。 [say]こんなに素敵な絵本が作れるママ、最高です![/say]

感想

せなけいこさんの作品はたくさん読んできましたがこの絵本は くつしたさん・・どこに行ってしまったの? と、見つからずに終わります。

それがまたなんとも後味が悪くて(笑)逆に心に残っています。

せなけいこ作品のなかではマイルドなオチ

せなけいこさんの作品と言えば、幽霊の登場シーンが多いものや 教訓めいた怖い結末がある絵本が多いけれど この『ルルちゃんのくつした』に関しては怖い描写はありません。

よって比較的マイルドな結末となっています。

先生のお召し物と髪型が時代を感じる

特筆すべき点として、先生のお洋服がなんとも古き良き昭和の時代を彷彿とさせるような描写となっているところです。

この先生はほかの福音館書店から出版されているせなけいこの

「いやだいやだの本」「あーんあんの本」に収録されている

「あーんあん」にも登場しています。

この絵本、初版は1972年と45年以上も前に出版されている絵本なのです。

だけど話の内容に時代的な遜色はなく、現在も楽しめる一冊となっています。

[say]昭和レトロが好きな方には是非ともご覧いただいたい、先生のお召し物。[/say]

他サイトのレビューを見る

福音館書店『ルルちゃんのくつした』にはいろいろなサイトでレビューをみることができます。

子供の反応

この絵本は図書館で借りてきたので約4週間という短い期間で読み聞かせを行いました。

2歳の息子に1ヶ月かけて読み聞かせした結果

現在2歳3ヶ月の息子に『ルルちゃんのくつした』を読み聞かせをしてみました。

今まで靴下に興味を示さなかった息子でしたが、この絵本を読み聞かせすることで

「くつしたどこぉ〜?」と、自分の靴下をさがし「はくぅ〜」と、自分でやりたがるようになりました。

[say]ただ、靴下は足に履くものという概念がこの絵本によって崩壊したのでのでたまに手にはめて遊んでいます・・・。笑[/say]

おすすめ

この絵本をおすすめしたい年齢や、是非こんな子に読んでほしいところをお伝えします。

おすすめの年齢

1歳〜3歳くらいが面白く読める年齢かと思います。

絵本自体が小さめで文章も難しくないので0歳児にも読み聞かせすることができますが、題材が靴下でありストーリーがしっかりと作り込まれているのでお話が少しずつわかってくる1歳前後の子におすすめしたい一冊です。

こんな子におすすめ

この絵本はどんな子にもオススメですが

[list class="li-mainbdr strong"]

  • 自分で身支度をしたがる子

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にオススメです。

2歳の息子はこの絵本を読んで靴下を履いたり靴を履いたりズボンを履いたり、身支度を「じぶんで!」と積極的に言うようになりました。

Tシャツ

福音館書店『ルルちゃんのくつした』にはTシャツがあります。

グラニフ公式オンラインストア

グラニフにはせなけいこさんの作品のTシャツがあります。 なんと大人用もあるのでお子さんとペアルックも良いかもしれませんね!

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作品紹介

  • 作品名 ルルちゃんのくつした
  • 作者 せなけいこ
  • 初版 1972年12月1日
  • 出版社 福音館書店

投稿者: くまのこ

1日10冊、絵本を読んで過ごしています。

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