我が家の息子は鉄道が大好きです。
電車見せてあげたいけどコロナ禍なので駅まで電車を見にいくことがなかなか出来ません・・
そんななか、絵本の読み聞かせをしていると2020年に廃線となった札沼線の区間が今どんな状態になっているのかとても気になりました。
電車は走ってないけど、線路や踏切は見れるのではないかと思い
札沼線の配線区間をドライブしながら辿ってみることにしました。
札沼線とは
JR北海道の札沼線(さっしょうせん と読みます)は、札幌市内から当別町の北海道医療大学駅までを結ぶ路線ですが、
2020年4月までは札幌市内〜新十津川駅までを結ぶ路線として運行していました。
ラストランはコロナ禍
もともとラストランは2020年5月6日の予定でしたが、2020年にコロナウイルスの感染拡大の影響を受け、北海道も緊急事態宣言の対象となりました。
そのため同年4月17日が最終運行となりました。
みんなに見送られながらのラストラン運行が出来なかったそうです・・
そんな鉄道ファンからすると悲しい最期があった路線です。
ドライブしてみた
この札沼線は札幌市内からほど近い区間が廃線となったので車で1時間ほどすると目的地の石狩金沢駅に辿り着くことができます。
2歳児を連れてドライブしてみます。
石狩金沢駅から札比内駅までの廃駅巡り所要時間は
約1時間程度です。
札幌市内から向かうとすれば半日程度は見ておいた方がよさそうです!
廃駅1:石狩金沢駅跡
それでは早速1駅目です。
石狩金沢駅からこの後に続く中小屋駅まではこのようなプレハブ小屋みたいな駅舎が続きます。
廃駅2:本中小屋駅跡
廃駅3:中小屋駅跡
今にも撤去されそうな雰囲気が漂っていました・・
寂しい気持ちになりますね・・
廃駅4:月ヶ岡駅跡
月ヶ岡駅からは少し様子が変わってきます。
こちらは比較的新しい駅舎でした。
月形町のお散歩マップがありました!
廃駅5:知来乙駅跡
畑の中にポツンと佇んでいるこの駅は一見私有地かとおもうほどこじんまりとした駅です。
札沼線のポスターが貼ってあります。
ポスターの色褪せている感じが何とも寂しい・・
知来乙から札比内まで駅にはノートが置いてありました。
廃駅6:石狩月形駅跡
石狩月形駅は前後の駅と比べると立派な駅舎です。
同じく廃駅巡りをされている鉄道ファンの方がいました。
廃駅7:豊ヶ岡駅跡
この豊ヶ岡駅はかつて石炭を運ぶためにつくられた駅で「秘境駅」と呼ばれている場所だそうです。
秘境駅だけあって難解な場所にあります。
廃駅8:札比内駅跡
そしてこの日の最終駅である札比内駅です。
おまけ:札沼線が出てくる絵本
廃駅めぐりをするきっかけとなった絵本はこちらです。
新幹線で行こう!とあるので一見在来線とは関係ないかと思っていましたが
奥深い一冊でした。
しんかんせんでいこうについて
日本全国の新幹線が列島を駆け巡る話ですが、この絵本にはかなり多くの在来線が登場します。
北海道だけでも見たこともないローカルな路線が描かれておりそのなかに札沼線もあり、最後のページを見てみると
最終運行日2020年4月17日と記載もありました。
廃線でも、絵本の中ではちゃんと走っていました!
我が家のいつまでも大切にしたい一冊です。
- 作品名 しんかんせんでいこう 日本列島北から南へ 日本列島南から北へ
- 作者 間瀬なおかた
- 発行日 2016年3月
- 出版社 ひさかたチャイルド