2歳の息子は大の電車好きで、毎日電車の図鑑を見ては色々な電車の名前を呪文のように唱えています。

そんな息子は最近「サンライズ出雲・瀬戸」に興味がある様子。

興味があるなら実際に乗ってみよう!

ということで

実際に東京から高松まで「サンライズ瀬戸」に乗車して高松まで行ってみました。

準備

「サンライズ」とは?

2021年現在、日本で唯一の定期運行している寝台列車であるサンライズエクスプレス

上りは東京駅から、下りは出雲市駅および高松駅から運行している寝台特急です。

おゆいちご

「四季島」や「ななつ星」などの豪華な寝台列車を除くと、定期で運行している寝台特急は「サンライズ出雲・瀬戸」しかありません。

出発時刻と到着時刻

2021年2月現在、サンライズ出雲・瀬戸の出発時刻と到着時刻はこんな感じです。乗車時間は9〜11時間ほど。長旅です。

  サンライズ出雲 サンライズ瀬戸
東京駅出発時刻 22:00 22:00
目的地到着時刻 翌9:58(出雲市) 翌7:27(高松)
詳しくはJ-WESTのタイムテーブルを確認してください!

サンライズ出雲・瀬戸チケットの取り方

寝台特急サンライズ出雲・瀬戸はJR西日本の予約サイトJRおでかけネット(J-WEST)で予約できます!

2日前にこの旅行を思い立ち予約サイトを見ましたが、運良く1室空きがありB寝台シングルツイン(喫煙席)を予約することができました。

おゆいちご

子連れ旅にはB寝台「シングルツイン」「サンライズツイン」がおすすめです。

喫煙席でしたが、そこまで臭いが気になることもありませんでしたよ!

出発までのスケジュールとやっておいたほうが良いこと

2歳児を連れての長旅。

グズらないか、ちゃんと寝てくれるか心配事は尽きません・・。

乗車から到着まで

北海道からはるばるサンライズ出雲・瀬戸に乗車するためにはるばる上京した我が家。

参考になるかわかりませんが、この日の行動パターンを記録しておきます。

〜16:00 日中はめいっぱい遊ばせる

我が家は地方から東京まで出てきたので、この日は大宮にある鉄道博物館で遊びました。

この時点で鉄分1000パーセント。

昼寝なしで遊んでいたので帰りの電車はずっと寝ていました。

17:00〜21:00 ホテルのデイユースプランでのんびり

出発時間まで時間があるのでホテルのデイユースプランで過ごします。お風呂もあるので快適です。

大人2名で3000円。

子連れで駅構内をウロつくストレスを考えたら安すぎる出費です。

デイユースプランは当日じゃらんで予約しました。

>>じゃらん東京駅周辺デイユースプランはこちら

21:00 おつまみなどの購入

お酒とおつまみを購入後、いよいよ乗車です。

21:45頃、サンライズ出雲・瀬戸が入線してくるようですが、その前は高輪ゲートウェイ駅付近に停車しているのを見かけました。

このような行動をしたところ、乗車後約30分ほどで

コロっと寝てくれました。

乗車までにやっておいたほうが良いことはズバリ

  • めいっぱい遊ぶ
  • 入浴

これさえやっておけば快適に乗車できると思います。

東京駅のどこから出発するの?

東京駅からサンライズ出雲・瀬戸に乗車するには、東海道線の9番線から出発します。

21:50頃東京駅に到着しましたが、その時点で駅構内の電光掲示板には「サンライズ出雲・瀬戸」の文字がどこにもなかったような気がしたので駅員さんに尋ねました。

いよいよ出発です。

いざ乗車!

乗車してみると綺麗な車内。

全体的にはこんな感じです。

B寝台シングルツインに乗車

今回乗車したのはB寝台シングルツインというタイプの個室で、一階と二階にベッドがあるタイプのものでした。

2歳児だと上段は確実に落ちるので注意が必要です

おゆいちご

一階からの眺めと二階からの眺めが全然違うので楽しく過ごせました。

「シングルツイン」おすすめです!

気になるベッドの寝心地は・・

室内はベッドメイクがされていて、毛布と枕、そして室内着が常備されています。

子供と2人で寝ましたが流石にこのスペースだと2人並んで寝ると狭いので、子供が寝ている反対側を頭にして眠りました。

肝心な寝心地ですが、きちんとシーツが敷かれているので個人的には快適な寝心地でしたよ!

B寝台「ツイン」「シングル」「ソロ」って?

予約の際に色々な個室のタイプがあって迷ったのですが、列車内を色々見てまわったところ、サンライズ出雲・瀬戸のB寝台個室は概ねこのようなレイアウトになっています。

岡山駅で分割・連結作業が見れる!

岡山駅では連結・分割作業が見れます。

東京駅を出発したサンライズ出雲・瀬戸は翌6:25頃に岡山駅に到着し分割作業を行います。

サンライズ出雲は出雲市駅へ、サンライズ瀬戸は高松駅を目指します。

途中下車してみると沢山の鉄道ファンが撮影していました。

瀬戸大橋から見る「サンライズ」

我が家は高松が目的地なのでサンライズ瀬戸として高松を目指します。

6:50分頃 瀬戸大橋付近からみた日の出

しばらく乗車していると瀬戸大橋を通過する頃にちょうど日の出が見れました。

その日の出が美しかったこと。

なぜ「サンライズエクスプレス」という名前なのか納得の瞬間でした。

早朝に高松に到着

そして定刻の7:30頃、高松駅に到着しました。

高松は讃岐うどんが有名なので早朝からやっているうどん屋さんで朝食をいただきました。

しばらく高松駅構内にいると「マリンライナー」や「いしづち」が見れました。

電車好きな子にはたまらない体験となったようです。

おまけ:寝台列車が題材となっている絵本

最後に、寝台列車が題材となっている絵本をご存知ですか?

この絵本があればおうちでも寝台列車に思いを馳せることができます。

福音館書店『やこうれっしゃ』について

初版は1980年。かつて上野から金沢までを夜行列車で運行していた「能登」がモデルとなっています。

この絵本には文章がないので絵を見て物語を楽しむことができます。

電車が好きな子におすすめな一冊です。

  • 作品名 やこうれっしゃ
  • 作者 西村繁男
  • 初版 1980年3月1日
  • 出版社 福音館書店

投稿者: くまのこ

1日10冊、絵本を読んで過ごしています。

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