「絵本の電子書籍」と「紙の絵本」はどちらが読み聞かせに最適か

読者

電子書籍版の絵本と紙の絵本って、どっちが読み聞かせに合っているの?電子書籍は読み続けてても子供に影響はないの?
 
このような疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 「絵本の電子書籍」「紙の絵本」はどちらが読み聞かせに最適か
  • 「絵本の電子書籍」「紙の絵本」のメリットデメリット
  • ブルーライトがもたらす乳幼児への影響

こちらを解説していきます。

「絵本の電子書籍」と「紙面の絵本」はどちらが読み聞かせに最適か

我が家はi padに絵本の電子書籍を入れていますが、基本的には紙面の絵本を読むようにしています。

理由は「なんとなくi padを長時間見続けると目が疲れる感じがする」という

めちゃくちゃざっくりとした理由なのですが。笑

今日は「絵本の電子書籍」と「紙面の絵本」はどちらが読み聞かせに最適かをメリットデメリットを交えてお伝えできればと思います。

絵本の電子書籍を読むメリット

まず、電子書籍版の絵本を読むメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

持ち運びしやすい

電子書籍は場所を取らないのでi padに何千、何万冊もデータで入れることが可能です。

1台持っていればいつでもどこでも絵本を読むことができます。

また、スマホと同期させていればスマホでも読むことが出来るので外出先で「絵本忘れちゃった!」となることはほぼないです。

これは本当に親としては楽ですし、他の記事でも書いていますが子育てとi padは本当に相性がいいので

是非とも1台お持ちいただくと、かなり重宝すると思います。

部屋が散らからない

データで保存しておくと本棚が必要ないので、絵本で部屋が散らかることがありません。子供部屋がないお宅などは、部屋を広く使うことができます。

012歳児用の絵本はページ数は少ないものの、汚損破損を抑止するためにページが厚いものが多いので結構かさばります・・。

どんな絵本を持っているのか一目瞭然

電子書籍に保存しておくと一覧で表示されるので現在どんな絵本を持っているのかすぐにわかります。

私のipadのなか

そのため、図書館に行った際に「これ前に読んだことあったような気がするけど・・・どうだっけ」というあやふやな気持ちになることがありません。

絵本の電子書籍を読むデメリット

一方で電子書籍版の絵本を読むデメリットも挙げてみました。

ずっと読み続けていると脳の影響とか不安になる

私は乳幼児にipadやスマホのような強い光を発するモニターを長時間見せることにとても抵抗があります。

光を見続けていると大人でさえも目が疲れたりしますし、寝る前にブルーライトの光を見ると深い眠りを妨げるとも言いますよね。

ブルーライトがもたらす影響

読み聞かせをするのは「電子書籍」か「紙の絵本」どちらが適切なのかは様々な方が解説しています。

中でもWEBに掲載されている論文を5報ほど拾い読みしてみましたが、特に電子書籍だから脳に影響がある、といったことはなく全ての論文で紙の絵本と同様に集中力、理解力、楽しむ力に差は然程感じられないと記してありました。

ここまで調べてみると、読み聞かせをするのは「電子書籍」でも「紙の絵本」でも特に差はなさそうです。

\紙の絵本を電子書籍に取り込む方法はこちら/

乳幼児は眠って育つ

読み聞かせ自体は「電子書籍」でも「紙の絵本」でも特に差はないことがわかりました。

しかし、乳幼児は1日の大半は眠って過ごします。つまり眠りの質が低下してしまうと成長を妨げてしまう恐れがあります。

参考 ブルーライトとは/睡眠への影響ブルーライト研究会

確かにタブレットやスマホはとても便利なものではありますが、使いすぎは良くないようです。

さわメロ

つい便利なので布団でi pad出しがちですが、気をつけます!

紙の絵本を読むメリット

では、紙の絵本を読むメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

部屋に置いてあるので子供のタイミングで読める

絵本は子供部屋に置いてあることがほとんどかと思います。

そのため、子供が好きなタイミングでその日に読みたい絵本を読むことができます。

ページをめくる動作

絵本の読み聞かせをするときはページをめくります。

ページをめくるという動作は乳幼児にとっては立派な運動。指の運動にもつながります。

とても些細なことではありますが、乳幼児にとってはページをめくる動作もお勉強になります。

そして、ページをめくる音もワクワク感が高まって良いですよね!

紙のにおい、質感

そして本は特有の紙のにおいがします。このにおいも乳幼児にとっては感覚を養うものの一つに挙げられます。

触ってみるとわかる紙の質感も、電子書籍にはない大きなメリットのひとつです。

紙の絵本を読むデメリット

一方で紙の絵本を読むデメリットを挙げてみました。

破損・汚損

絵本は物体なので、乱暴に扱えば壊れますし汚れてしまうこともあります。

親が管理をしなければお気に入りの絵本はぼろぼろになってしまうなんてこともあります・・。

かさばる

乳幼児用の絵本はよだれなどで汚れてしまうことも考慮され製版されているので、表紙はコーティングされていたり、ページは分厚く作られていたりと頑丈な作りのものが多いです。そのため、自宅にたくさん乳幼児用の絵本があると、かさばります。

さわメロ

そこまでの冊数はないけど、もう本棚がパンパンです・・

どちらが絵本の読み聞かせに向いているのか

では、「電子書籍の絵本」と「紙の絵本」はどちらが絵本の読み聞かせに向いているのでしょうか。

親としてはタブレットの方がかなり楽

電子書籍に収めている方が、部屋は散らからないですしどこでも持ち運びができるので、子育てをしている身としては電子書籍で読み聞かせをした方が楽です。絵本を本棚から探す必要もないですし。

あと、ズボラで大変恐縮ですがページをめくる動作がめんどくさいときもあるので、タッチすると次のページに進んでくれるのは助かります。笑

子供としては本の方が良い?

ですが、ここまでは親の都合であり子供のことを考えると必ずしも電子書籍が良いというわけではなさそうです。

絵本の読み聞かせは、子供が読みたいときに読める環境を作ってあげることだと思うのでタブレットだと、乳幼児が自分で操作はできないので自分で読むことができません。

本棚に絵本を並べておくと自分で選ぶことができますし、絵本を持ってきて「読んで!」と教えてくれることもあるでしょう。

なので子供にとっては紙の絵本のほうが良いのではないかと思います。

結論:我が家はこうします

「電子書籍」か「紙の絵本」か、どちらかに振り切って育児をすることは難しそうです。

なので我が家は用途別に使い分けることにしました。

外食・旅行はタブレットが便利

外食に行くとお料理が出てくるまでに時間がかかるのと、飛行機などの長距離移動のさいにはタブレットは超必需品です。なので外食と旅行の時だけは我が家はタブレットに絵本データを入れて過ごします。

自宅では紙の絵本

一方で自宅では紙の絵本で読み聞かせを行います。日常生活のなかでブルーライトの影響を避けるため、なるべくタブレットは使わずに読み聞かせをしていきたいと思っています。

ただ小学生くらいになると授業でもタブレットを使って学習する学校もあると聞いたことがあるのでせめて乳幼児期だけは、昔ながらの育児法を重んじていきたいと思っています。