読者のかた
本当に賢くなるのかしら。このまま続けていても意味あるのかしら。
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 賢い子を育てる上で、絵本の読み聞かせは無駄な行動なのか
正直、まだ言葉もわからない赤ちゃんに絵本の読み聞かせを続けるのってしんどいですよね。
読み聞かせをしても反応がないことが多いし・・
このまま続けていても賢くなる保証はどこにもない。
なら、やめようかな・・。
と思っている方もいるのではないでしょうか。
今日は絵本の読み聞かせは実際に効果がないのか。
という点でお話したいと思います。
忙しいのに毎日読み聞かせなんてできない
私は自分の子供は勉強が得意になって欲しいと願っています。
早期から勉強が楽しくなるように準備をすることとしては
なんとなく、絵本とか??
と、あやふやに絵本の読み聞かせをする方もいらっしゃるかもしれません。
我が家もそうでした。
とにかく
1日10冊を目標に読み聞かせをしよう!
と思っていても、現実は
朝起きて朝ごはんの支度して、自分の身支度を整え、子供を起こしご飯を食べさせ、保育園の送迎後、仕事に向かう。
仕事が終わったら即保育園に行って、スーパー寄って、帰宅してご飯支度してお風呂入れて寝かせる。
そして自分も気づいたら寝てるzzz
これは我が家のルーティーンです。
夫は仕事が忙しいので、ほとんど一人でやってます。
このルーティンのなか
1日10冊の絵本なんていつ読めるの?って、思いますよね。
1日10冊の読み聞かせなんて到底無理でございます
「毎日やる」って、相当根気のいる作業ですよね。
育児の他にも自分のことや家事もやらないといけないので
子供の教育を第一に考えるのって難しい・・
やること山積みで日々生きてくのに精一杯ですもん。
1日10冊の絵本の読み聞かせを絶対やる!
っていう目標達成意識の高いママさんはほんと尊敬しかありませんが
私は無理。
だって仕事で疲れてるし、家事もしたいしそこそこ美味しいお料理も作りたい。
読み聞かせ以外の他のことに時間を費やしたい。
しかも、絵本の読み聞かせをして「絶対」賢くなるなんて保証もないし。。。
反応しない、理解しないは”当たり前”
そして極め付けはせっかく作った時間で絵本の読み聞かせをしても
子供が無反応だったり、集中していなかったりすると
いやいや、ほんとこれ意味あるのかな・・
なんて、ネガティブになったりします。
そして自分がイライラして10冊読み聞かせずに終了した。という日もあります。
だけど、よく考えてみると
私も最近メンタリストDaigoの「好きをお金に変える心理学」やホリエモンの「スマホ人生戦略」、ひろゆき氏の「1%の努力」を読んだ時
内容がわからなくて最初は呆然としてたけど
だけど繰り返し読んでみると内容がわかるようになって面白くなった経験があります。
さわメロ
つまり
子供も同様で、絵本の読み聞かせをして反応しなかったり集中できなかったりするのは
当たり前の反応で、繰り返し読むことが大切なのかなーと思い始めるようになり
絵本の読み聞かせをしたときの見返りより、絵本の読み聞かせる時間を子供と楽しむことに注力しようと考えを改めるようになりました。
なので絵本の読み聞かせは子供のためではなく、
自分と子供が同じ時間を共有するツールとして利用するようになりました。
絵本の読み聞かせ=賢い子になるための道具
という考えは捨てました。
絵本の読み聞かせは本当に無駄な行動なのか
では、絵本の読み聞かせを毎日しても勉強ができる子にはなれないのでしょうか。
絵本の読み聞かせ自体には直接的に賢い子になれる要素は少ないですが
間接的に賢くなれる要素はたくさんあるのではないかと思っています。
その理由は以下です。
文章の理解度は考えなくてよし
その絵本を初めて読むのであれば、一度でお話の内容を理解することはまず難しいかと思います。
なのでお話の内容に関しての理解度はそこまで重視しなくても良い気がします。
どちらかというと絵本を読む時間そのものを楽しむことに
絵本の読み聞かせの一番の効果があると思っているからです。
子供が安心できる空間を作る=その後の好奇心を養う
絵本の読み聞かせをして子供と同じ時間を共有すると、子供は親が近くにいてくれることで安心します。
安心する環境があるから何でも挑戦してみよう!という好奇心が育つのではないかと
個人的には思っています。
大人が遠くで何かをしていて、子供が一人で絵本を眺めている状況ではきっと子供が不安になってしまいますよね。
不安になる状況下では何か挑戦してみようかな!という気持ちにはならないと思うのです。
だから、安心できる空間を作ることが大切で
安心できる空間、というのは子供との時間を共有すること
即ち絵本の読み聞かせや一緒に遊ぶことが一番子供にもわかりやすく安心感を与えることができるのではないかと思っています。
ただ、一緒に遊ぶことも勿論良いことだと思いますが
終わりが見えない
ですよね。笑
その点、絵本は終わりがあるので。笑
時間に限りがあるワーママには最適な子供との遊び方だと思っています。
絵本の読み聞かせはノーリスクハイリターンな育児と言える
結果的に絵本の読み聞かせを続けていると、
子供に好転的なことがたくさん起こります。
例えばイヤイヤ期に会話できるのでそこまでイラつかないとか。笑 (詳しくはコチラ)
図書館にいけば様々な年齢に合わせた絵本がたくさんありますし
もちろんご自身で購入しても良いと思いますが
お金をかけずに育児ができる最強ツールだと思っています。
書店に行けば
私が幼少のころ読んでいた「はじめてのおつかい」とかがまだ書店にあって感動しました。
絵本は流行り廃りがあまりないので、自身が子供の頃好んで読んだ絵本を
読み聞かせをするとノスタルジーに浸れますよ。
絵本の読み聞かせを続けることのメリット
2歳までに約3000回の読み聞かせを行なってきた我が家で起こったこと
こちらの記事にまとめました。
絵本の読み聞かせは、かなり子供にとって好転的なことが起こるんだと確信しました。
是非、ご興味があれば読んでみてください。
まとめ
無反応な子供に絵本の読み聞かせを続けていても無駄ではないのです。
絵本の読み聞かせる上で一番重要なことは
「読み手側がイライラしない」ことだと思っています。
是非、子供に対して見返りを求めるのではなく、楽しい時間を共有するという意味で
絵本の読み聞かせを楽しんでみてくださいね!
ただ、無理は禁物です!1日10冊とか無理な目標は掲げることなく
無理のない範囲で続けることが大切です。